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サービス付き高齢者向け住宅で認知症になったら?
お役立ち情報 2017年5月15日

賃貸暮らしのように暮らせる自由度の高さから、老人ホームの1種であるサービス付き高齢者向け住宅では自立した生活ができる高齢者に人気です。
しかし、何事もなかった人が突然に発症してしまうのが、認知症の恐ろしさとも言えます。
では、サービス付き高齢者向け住宅の老人ホームに入居後、認知症を発症したらどうなってしまうのでしょうか。
■入居後に認知症になったらどうなる?

少子高齢化が進む中、認知症の高齢者は年々増加傾向にあります。
今まで何事もなかった人でも認知症の発症に気付かず、そのまま悪化してしまうケースも多いのです。
特別養護老人ホームや介護付き老人ホームのほとんどは認知症の高齢者を受け入れていますが、サービス付き高齢者向け住宅の場合はどうなのでしょうか。
サービス付き高齢者向け住宅の場合、認知症の受け入れは老人ホームによって異なると言えます。
ですので、認知症の高齢者を元々受け入れていないサービス付き高齢者向け住宅であれば、退去を求められるケースがほとんどです。
しかし、軽い物忘れなど軽症で、自立した生活が何事もなくできるのであればそのまま入居し続けられることもあります。
なので、サービス付き高齢者向け住宅に入居する場合、認知症の発症が不安であれば認知症を受け入れている老人ホームへの入居が望ましいです。
ですが、受け入れている老人ホームでも、対応できるレベルが異なり、他の入居者に迷惑をかけたり、徘徊をしたりするなど、重症になってくると退去を求められる場合があるので注意しましょう。
■サービス付き高齢者向け住宅での対策

有料老人ホームでは認知症予防や進行を遅らせるリハビリ、レクリエーションが行われますが、認知症を受け入れているサービス付き高齢者向け住宅の場合はどのような対策がされているのでしょうか。
まず、認知症の症状でも代表的なのが徘徊行動です。
夜間の徘徊を防ぐために、老人ホームでは窓や玄関の施錠を強化されています。
さらに、認知症の高齢者専用フロアや介護ステーションと部屋を隣接させている工夫もあるのです。
他にも、認知症の高齢者はスタッフや家族の付き添いが必須、それかGPSを持参させて、帰りが遅い場合はそのGPSで位置を特定して迎えに行くなどの対策をするところもあります。
また、行動や症状が発生しても、薬や看護で症状を抑えるサポートもしている老人ホームでも多いです。
もし、入居前に物忘れが増え、落ち着きがなく人柄が変わった、判断や理解力が衰えている場合は認知症の発症リスクがあるので、専門家に相談し、認知症の受け入れ体制が充実したサービス付き高齢者向け住宅や老人ホームを選ぶのが安全でしょう。

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