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介護付き老人ホームと住宅型老人ホームの違いは?
お役立ち情報 2017年2月14日

介護をお願いする際に種類の違いが分からずに、どんな老人ホームを探したら良いのか分からないという身内の方が多いです。
老人ホームについては知識が少ないという方も多いため、種類の違いが分からないという人も多いのではないでしょうか?
老人ホームの中でも、介護付老人ホームと住宅型老人ホームの種類の違いは、どこにあるのでしょう?

・介護付老人ホームと住宅型老人ホームの大きな違いは?
介護付老人ホームは、食事や入浴の日常的な介護や機能訓練を行ってもらえる老人ホームとなっています。
介護サービスは24時間体制で、施設内の介護スタッフが生活をするうえでの補助を行います。
この反面住宅型老人ホームには、24時間体制で介護スタッフが常駐していて、デイサービスや訪問介護、居宅介護支援など行っている老人ホームとなります。
また、介護付老人ホームと住宅型老人ホームの大きな違いは、費用にも関係しています。
介護付老人ホームの場合は、毎月支払う月額利用料の中に介護サービスが含まれている費用となります。
介護を行うことが多い重度の高齢者の方でも、こちらの老人ホームであれば費用の面は安心できます。
住宅型老人ホームの場合は、介護や看護の訪問サービスやリハビリといった個人の状態に応じてケアプランを組めるようになっています。
ですが、月額利用料にこれらの料金は含まれていないため、介護保険がきく限界を超えてしまうと月額が高くなることもあります。

・入居期間による違いもある
老人ホームでは、種類に応じて入居できる期間に違いが出ることもあります。
介護付老人ホームの場合は、入居者が重度の介護が必要になったとしても退去する必要がなく、その場所に住み続けることができます。
ただし長期的に入院が必要になったり、重い病気にかかった場合や認知症が酷くなった場合などは、退去の可能性も考えられます。
住宅型老人ホームでは、身の回りのことが自分でできる状態であれば、住み続けることができます。
ですが、住宅型ということもあり自分の身の回りのことができなくなってしまうと、退去せざるをえない場合も出てしまいます。

このように老人ホームでは施設自体の違いや毎月の費用の違い、入居できる期間の違いなどがあります。
しかし住宅型老人ホームでは、より長く住み続けられるような介護サービスを提供してくれますので、入って数ヶ月で退去するということは少ないでしょう。
老人ホームを見つける際はこのように違いを感じることで、高齢者にとって適切な老人ホームを探すことも可能となります。

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